日本の伝説のパウダースノーを追い求め2001年に長野に到着したばかりの私たちは、日本の生活の質、そして文化の深さに驚きました。日本で暮らす経験を1年、または2年程積みたいと考えていましたが、ホスピタリティビジネスのキャリアが日本でも開化することになるとはその時は思ってもいませんでした。
私たちの最初のプロジェクトはシエラリゾート白馬でした。日本アルプス北部にある74室を有するこの大きなリゾートホテルは、外国人旅行客へのマーケティング、そして彼らを受け入れる経験が豊かとは言えませんでした。所有者と経営陣と協力し努力を積んだ結果、4シーズン後には白馬渓谷のトップホテルにランクされ、それ以降は毎年多くのお客様がリピーターとして、リゾートでのご滞在を楽しまれています。 シエラリゾートで実践したサービスのスタイルが、私たちの基準、ベンチマークとなっています。
白馬での次なるプロジェクトは、森のシャレーとビッグベアアパートメントという宿泊施設でした。私たちの指導下で業績を積み、現在では両方の施設がオンライン上で素晴らしい存在となり、幅広いリピーター様を持てるようになっております。
白馬での最終プロジェクトは和田野フォレストホテルでした。30室を有するこの温泉ホテルは、「即入室可能」とされていました。「準備ができている」という言葉をもとに、12月20日のオープニングに合わせ、12月4日から私たちが準備を開始する内容で契約を交わしましたが、初めてホテルに到着したとき、何も準備ができていないことを知り驚愕したのを覚えています。現地の業者さんに一般的な木工、配管修理、ボイラー修理などを請け負っていただき協力を得て、何とか最短で開業へとこぎつけました。これまでで最も困難なプロジェクトであり、まるで私たちのスキルを試されているような気持ちにもなりましたが努力の結果、顕著な成功を収めたホテルとなることができました。初年度の終わりには利益を上げ、白馬渓谷の118のホテルのうち3位へとランクされました。
白馬で17シーズンの冬を過ごし、雪の生活はもう充分かな…という気持ちになっていたころの2018年2月、トロピカル、南国の日本を味わいたく石垣を訪問、そしてこの土地に一目惚れしてしまいました!石垣で生活したい、でもどうやって? そんな思いを抱えながら一ヶ月が過ぎ去った時に、長野の物件を通して、私たちと仕事をした経験を持つ外国投資グループから、石垣の小さなリゾートホテルを購入したので、管理運営をして欲しいとのお話しがあり、石垣で生活したいという夢が実現されることとなったわけです。
石垣島サンセットコーブホテルは、2018年7月4日に開業しました。最初のシーズンは、物件の特異性と潜在的可能性を学ぶため、試行錯誤の年となりましたが、予想をはるかに超え成功を収めることができました。石垣サンセットコーブホテルは現在既に、オンラインで高い評価を得ており、何百人もの幸せなお客様にご滞在していただいております。
私たちのスキルと経験で、あなたのお役に立てるよう精一杯努めます。